やる気を引き出す方法 その1
- 小林 紋子
- 2022年9月19日
- 読了時間: 4分
「やらなければならないことがあるのに、スイッチが入らない」
「ほんのちょっと休憩するつもりが、結局一日だらだらしてしまった」
「ダイエットしたいのになかなか続かない」
「勉強、やりたくないな~」
・・・等々
世の中は「やりたくないのに やらなければならないこと」や、
「自分のためにやりたい(やらなければ)!と思ってはいても、体が言うことを聞いてくれない」ことで溢れています。
では、想像してみてください。
自分自身を思いのままにコントロールできるようになったら・・・
それを実現できる方法があるとしたら・・・?
そのスキルを 手に入れたあなたは どんな姿になっているでしょう?
理想の姿を 手に入れたあなたは 次に どんなことがしたいですか?
いかがです?
ちょっと興味を持っていただけましたか?
今回は、やる気を引き出す方法を集めてみました。

やる気スイッチは好奇心と感動
まず、モチベーションの原動力となるのは知りたいという強い好奇心です。
私たちの脳には常に膨大な情報が入ってきますが、それでも脳がパンクしないのは、興味のない情報をどんどん消去していっているからです。
興味・関心のある情報や好きなことは記憶に強く残り、忘れにくくなります。
特に効果的なのは、新しい知識に触れた時や人の話を聞いた時に なるほど!そうだったのか! と感心すること。
感情の高まりは判断力や理解力を高めるそうですよ。
反対に それ、もう知ってる と思ってしまうとモチベーションが下がってしまうので避けたいですね。
今やるべきことに関心を向けましょう。
例え知っていると思うことでも まだ知らないことがあるかもしれない、ちゃんと理解していない部分があるかも と考えるようにしてみましょう。
やる気を上げる呪文
目や耳から入ってきた情報は脳に伝わり感情のレッテルが貼られます。
例えば、 おもしろそう! やりたい! など肯定的な言葉を口にすると、脳はその情報に対してポジティブな感情を貼り付けます。
すると、そのポジティブな感情によって理解・判断や思考、記憶といった機能が働きやすくなります。
反対に、愚痴をこぼすと受け取った情報に対して悪い感情のレッテルが貼られてしまうので、脳のパフォーマンスが下がってしまいます。
ついネガティブな感情を持ってしまった時は やりたくないと思ったけど、そう思うのをやめた と口に出してみてください。
その声が耳から入り、聴覚を刺激して脳に伝わり、脳はその言葉を やりたくない気持ちは消えた と判断し情報を上書きします。
一度嫌いと思ってしまったことや人についても 嫌いだと思うことをやめる と口に出し好意的なレッテルを上から貼りつけてしまいましょう。
感じ方が少し変わると思います。
やるべきことになかなか取り掛かれないときには、 これからやるぞ! と宣言するのもおススメです。
これでスイッチが入り、気持ちが前向きになると思いますよ。
自分の内に秘められたやる気を引き出す
「これをやることに意味を見出せない」
「やりたくないのにやらなければいけないことがある」・・・
こんな状態ではモチベーションが上がりません。
やらされている と感じると反発したくもなりますが、自分の内側から求めているということに気が付くと、やる気も芽生えてくるものです。
それならば。
次のことについて考えてみてください。
Q. 今取り組んでいることはあなたにとってどんな意味がありますか?
Q. その取り組みはどんな良い事につながりますか?
Q. どうすればできるようになりますか?
Q. そのために今できることは何ですか?
Q. 今取り組んでいることの楽しいところを教えてください♪
質問をされると、脳はそれに答えようとして答えを探し始め、必要なことに意識が向けられます。
実は、質問に答えようとするとき、そこに含まれているどうにかすればそれができるようになる! という前提を受け入れていることにもなります。
質問の答えを探す作業が気持ちを前向きにし、その答えが見つかると、頑張る力も引き出せます。
以上、 やる気を引き出す方法 第1弾 でした。
今日ご紹介した方法で効果が出なかったとしても、がっかりしたり諦めたりしないでくださいね。
これ以外にも方法はたくさんあります。
ぴったりくる方法がきっと見つかりますよ。
やる気を出す方法 第2弾 でまたお会いしましょう!
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